Minecraftをやり始めた直後は何をすればいいのかよく分からなかったりしませんか?
どこに行くにも行き方が分からなかったり、欲しいものをどうやって手に入れたら良いか分からなかったり、ということがありますよね。
そんな時に「コマンド」を使うと、いろんなことが簡単にできたりします。
そこで今回は「マイクラswitchコマンドができない?出来ない時の対応も解説!」ということで、コマンドのやり方やできない時の対応について解説していきます。
コマンドをうまく使えば、本当に色んなことが効率化できます。
たくさんあるコマンドの中で筆者がおすすめしたいものを何点か選んで紹介しますので、コマンドをマスターしたい人は最後までご覧ください。
マイクラswitchコマンドができない?
Minecraftを便利に、楽しむことができる「コマンド」について説明していきます。
任天堂switchのコマンドはチャット画面でおこないます。
コマンドを入力後、Yボタンでコマンド実行で入力した内容がゲームに反映されます。
マイクラのコマンドとは?
コマンド(命令・指令)はチャットに指令用の文字列を記入することで、任意の動作をゲームにさせることができます。
例えば、繁茂した洞窟でウーパールーパーを捕まえたいと思ったときに、わざわざ洞窟を探してそこまで行くことなく、ウーパールーパーを召喚することもできます。
要するに、苦労しなくても欲しいものが手に入ったり、やりたいことができてしまう魔法の呪文のようなものですね。
アドベンチャーでコマンドばかりを使っていると、ゲームの面白みが減少してしまうこともあるので、もしもの時の切り札的に考えておいたほうが良いかもしれません。
コマンドを有効にするには?
コマンドを有効にするには、ゲームの設定の「チートの実行」をONにしておく必要があります。
その方法は、設定>ゲーム設定と進んで、「チートの実行」のスイッチを右にスライドしておくだけです。
ただし、覚えておきたいのはチートの実行をオンにすると、その世界では実績を獲得することができなくなることです。
実績を獲得するには、チートをオフにしたサバイバルモードでゲームを進行する必要があります。
チャット画面を表示させる
それでは、チャット画面を表示させるところから解説していきましょう。
そんなことは知ってるよ!
という人は次の「コマンド構文の基本」に進んでください。
スイッチでチャット欄を表示させるには、十字ボタンの➡を押します。
コマンド構文の基本は?
コマンドはスラッシュ「/」から始まる構文を入力していきます。
チャットを開いて「/」を入力すると、コマンドの候補がいくつか出てきます。
そこからコマンドのスタートです。
全コマンドを一覧で紹介!
コマンドは全部で約50種類ありますが、ゲームの内容に関係のないものも含まれます。
一旦そのすべてを一覧で紹介します。
No. | コマンド記号 | コマンド内容 |
1 | /summon | エンティティを召喚する |
2 | /enchant | アイテムにエンチャントを付与する |
3 | /difficulty | 難易度を設定する |
4 | /spawnpoint | リスポーン地点を設定する |
5 | /seed | シード値を変更する |
6 | /setworldspawn | 初期スポーン地点を設定する |
7 | /time | 時間を設定する |
8 | /kill | 指定したキャラを倒す |
9 | /clear | アイテムを削除する |
10 | /weather | 天候を変える |
11 | /fill | 指定範囲にブロックを置く |
12 | /gamemode | ゲームモードを選択する |
13 | /gamerule | 変更する |
14 | /give | アイテムを与える |
15 | /tp | 対象者をテレポートさせる |
16 | /worldborder | 移動できる範囲を設定する |
17 | /tag | タグを付与する |
18 | /xp | 経験値を与える |
19 | /spreadplayers | 指定範囲内でのテレポートができる |
20 | /bossbar | 体力バーを作成する |
21 | /clone | 指定した範囲をコピーする |
22 | /datapack | データパックの設定を変更する |
23 | /debug | デバッグを起動する |
24 | /defaultgamemode | 初期のゲームモードを指定する |
25 | /experience | 経験値を付与する |
26 | /help | コマンドのヘルプを表示する |
27 | /kick | プレイヤーを強制的に退出させる |
28 | /list | 現在いるプレーヤーを表示する |
29 | /locate | 指定した構造物の位置を確認する |
30 | /particle | エフェクトを表示させる |
31 | /playsound | 指定した環境音を聞かせる |
32 | /publish | 同じルーターでもマルチができる |
33 | /function | ファンクションを読み込む |
34 | /reload | ファンクションを再読み込みする |
35 | /replaceitem | アイテムを置き換える |
36 | /setblock | 指定した座標にブロックを置く |
37 | /stopsound | 現在なっている音を消す |
38 | /team | チームを作成し参加をする |
39 | /trigger | triggerで作成したスコアボードに数値を挿入する |
40 | /execute | 対象を選んでコマンドを実行する |
41 | /data | 指定したものの情報を表示する |
42 | /scoreboard | プレイヤーの記録を保存する |
43 | /title | ゲーム画面に大きくテキストを表示する |
44 | /advancement | 進捗を操作する |
45 | /recipe | レシピを解放する |
46 | /effect | バフやデバフを付与する |
47 | /me | 名前が入ったチャット送る |
48 | /msg | 個別チャットを送る |
49 | /tellraw | 装飾したチャットを送る |
よく使うコマンドは?
次にゲーム内で比較的よく使うコマンドをまとめておきましょう。
- プレイヤーにアイテムを付与するコマンド→give
- 座標を指定して移動するコマンド→tp
- 刻を設定するコマンド→time
- エンティティを召喚するコマンド→summon
- アイテムにエンチャントを付与するコマンド→enchant
- コマンドで天候を変える→weather
次に、これらの6つのコマンドを詳しく解説していきます。
プレイヤーにアイテムを付与するコマンド
/give というコマンドを使います。
コマンドの意味と構文は以下のとおりです。
player5という名前のプレイヤーにろうそくを1つ与える |
/give player5 candle 1 |
与える相手:player5
与えるもの:candle
与える数量:1
これらの語句や数字を変えることによって対象を変化させます。
語句と語句の間にはスペースが入ります。
座標を指定して移動するコマンド
/tpというコマンドを使います。
これから二人プレイをしようという時に、同じ場所に集合させるのに好都合なコマンドです。
コマンドの意味と構文は以下のとおりです。
player1という名前のプレイヤーをplayer2というプレイヤーの場所に移動させる |
/tp player1 player2 |
同じく、player1とplayer2が変数となります。
時刻を設定するコマンド
/timeというコマンドを使います。
ゲームを早く進行させたい時には有効です。
マイクラの中では時間はtickという単位で表され、24,000tickが1日となり、実際の時間にして20分で1日が終わります。
現実の1日は(60分x24時間)で1440分なので、現実の世界の72倍の早さで時間が過ぎていきます。
時刻を指定するコマンドは4つで、「day」「noon」「night」「midnight」となり、コマンドはそれぞれ以下のような構文になります。
時刻 | tick | コマンド構文 |
6:00 | 0(24000) | |
7:00 | 1000 | /time set day |
9:00 | 3000 | |
12:00 | 6000 | /time set noon |
15:00 | 9000 | |
19:00 | 13000 | /time set night |
21:00 | 15000 | |
24:00 | 18000 | /time set midnight |
3:00 | 21000 |
tickってちょっとわかりにくいかもしれませんが、慣れると大丈夫ですよ!
tickとは、「カチカチ」と音を立てる、時を刻むという意味になります。
「チックタック」という表現が日本にはありますね!
エンティティを召喚するコマンド
青色のウーパールーパーをプレイヤーの足元の座標に召喚する |
/summon minecraft:axolotl ~ ~ ~ {Variant:4} |
/summonというコマンドを使います。
/summon␣の後に呼び出したいエンティティを指定すれば召喚することができます。
上記の構文はちょっと複雑ですね。
- axolot:ウーパールーパーを意味します。
- ␣~~~␣:プライヤーの足元の座標を意味します。
- {Variant:4}:青色を意味します。
詳細はこちらの記事で解説していますので、チェックしてみてくださいね。
アイテムにエンチャントを付与するコマンド
トライデントに忠誠心のエンチャントlev.3を付与する |
/enchant @s loyaity 3 |
/enchant というコマンドを使います。
アイテムによって、付与できないものもありますが、例はトライデントという武器に忠誠心というエンチャントのレベルⅢを付与する場合です。
- @s:コマンドを実行したエンティティを指定する
- loyaity 3:忠誠心レベルⅢ
エンティティをつけたいアイテムを選択し、構文を入力すれば完了です。
付与できないものを指定した場合は「選択中のエンチャントは対象のアイテムに付加できません」というエラーメッセージが出ます。
@sについてはこちらで詳しく説明します。
コマンドで天候を変える
天気を雨→晴れ→雷と変化させ、持続時間は600秒 |
/weather <rain|clear|thunder>[600] |
/weather というコマンドを使います。
持続時間の設定は100万秒(277.8時間)が最大で、指定しない場合は5分~15分となります。
ターゲットセレクターについて
ターゲットセレクターは何のアイテムを対象にしているかを指定する構文です。
Java版では5つ、Bedrock版(BE)では6つ、Education版(EE)では7つあります。
ターゲットセレクターの種類 | 機能 |
@p |
|
@r |
|
@a |
|
@e |
|
@s |
|
@c(EE限定) |
|
@v(EE限定) |
|
@initiator(BE限定) |
|
マイクラスイッチコマンド基本のやり方を徹底解説!
マイクラで作ったディズニーシーの全体像#minecraft #マイクラ #ディズニーシー pic.twitter.com/OW4iK6hxWD
— TDS再現 エクシタンテサーバー (@EccitanteServer) July 26, 2022
コマンドは便利な機能ですが、ミスをするとやはり機能しません。
慣れている人でもちょっとした入力間違いはあるものです。
間違いやすい点をまとめてみました。
コマンド構文やスペルのミス
一番多いのはコマンド構文やスペルの入力ミスによる失敗です。
コマンドの構文には必ず記入が必要な部分と記入しなくてもよい部分があります。
例を挙げると次のようなものがあります。
これは、青色のウーパールーパーをプライヤーの足元に召喚させるコマンドです。
/summon minecraft:axolotl ~ ~ ~ {Variant:4}
この場合赤字は必須で、青地は任意となります。
構文の意味は上記のこちらを参照ください。
必須項目としては、付与する対象や付与するアイテムなどが含まれます。
一方、必須でない項目は場所や色といった、付帯する条件になります。
チートの実行を確認しよう?
記事の序盤で触れていますが、コマンドを実行するには「チートの実行」がONになっていなければなりません。
こちらの項目を再確認しましょう。
マイクラバージョンの違いは?
アップデートのバージョンによって、仕様が異なる場合があります。
ご使用のマイクラバージョンと参考にされた情報のバージョンが不一致の場合、もしかしたら仕様が変わっている可能性があります。
java版と統合版の違いは?
java版と統合版でコマンドの仕様が異なる部分があります。
参考にされた情報がどちらのバージョンなのかを確認することをおすすめします。
op権限がないとコマンドは使えない!
opとは管理者権限のことです。
マルチプレーでサーバーを立てている場合には、サーバーの管理権限はサーバーを立てた人が持っています。
コマンドの中には、管理者権限がないと使えないものがいくつかあります。
マルチプレイでほかの人にもコマンドをフリーに使わせたい場合はop権限を与えておきましょう。
op権限は/op コマンドで付与することができます。
コマンドの構文はこちらです。
/op␣プレイヤー名
簡単ですね。
マイクラswitchコマンドができない?まとめ
マイクラ日常バトロワ楽しかった~!!反省会まとめ、ゲームしようぜ!!! pic.twitter.com/Tii6zjY5uX
— ちーの@我々だ (@C1no_wrwrd) July 24, 2022
マイクラswitchコマンドができない?基本のやり方を徹底解説!というテーマでお届けしました。
コマンドはいささか奥が深いので、本記事内で語り尽くすことはとてもできませんが、別の記事も併せてご覧いただいて、少しでも参考になれば幸いです。
コマンドの基本が分かれば、色々独自の構文を試してみるのも面白いかもしれませんよ。
また、個々のコマンドについて詳細な記事をまとめていく予定です。
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