今回は先日宿泊した志摩観光ホテルザ・クラシックとベイスイートの違いについて、そしてサービスや料理についてもご紹介します。
志摩観光ホテルは日本として6度目となる、2016年7か国首脳会議(伊勢志摩サミット)の会場としてご記憶の方も多いと思います。
また、「陽が傾き、潮が満ち始めると、志摩半島の英虞湾に華麗な黄昏が訪れる」
この書き出しで始まる山崎豊子さんの「華麗なる一族」で1974年に公開された映画のロケ地として使われたホテルであることを知る方も多いのではないでしょうか。
志摩観光ホテルはホテルランク五つ星の人気のホテルです。
ザクラシックとベイスイートがあり、その違いやサービス・料理について、筆者が見て感じたことを詳しくお伝えしていきます。
志摩観光ホテルクラシックとベイスイートの違いは?
志摩観光ホテルにはザ クラシックとベイスイート、それと一番古いザ クラブという建物があります。
ザ クラシックとベイスイートが宿泊施設となっています。
宿泊者は部屋以外の施設に関してはどの施設も自由に利用することができます。
クラシックは1969年(昭和44年)7月に開業し、伊勢志摩サミットの会場に選ばれたことから、2016年4月に耐震工事を含む改装工事を終了し、ザ クラシックに改称されました。
ベイスイートは2008年(平成20年)10月10日開業。
ザ クラシック同様2016年4月に伊勢志摩サミットに合わせて一部改装をし、ザ ベイスイートとなりました。
それでは次に、ザ クラシックとザ ベイスイートを詳しく紹介していきます。
ザ クラシックとザ ベイスイートの違い
ザ クラシックとザ ベイスイートの違いを端的に表すと以下のようになります。
開業 | 客室数 | 内訳 | 飲食施設 | 宴会場 |
1969年7月 | 114室 | スイートルーム11室、コネクティングルーム2室、その他101室 | 1 | 1 |
2008年10月 | 50室 | 全室スイートルーム | 3 | 0 |
※コネクティングルーム:隣同士の二つの部屋がドアで繋がっていて、四人の家族旅行などの時に二部屋を一部屋として使える仕様の部屋です。
ザ クラシックとザ ベイスイートは建物は別ですですが、宿泊客はどちらの施設も同一ホテルとして使用することができます。
二つの建物は350mほど離れてはいますが、それぐらいの距離であれば丁度良い散歩コースで何の不自由もありません。
次にそれぞれのホテルの詳細をチェックしていきます。
志摩観光ホテル ザ クラシック
伊勢志摩サミットの際にはアメリカ合衆国オバマ大統領とEUの議長が宿泊しました。
志摩観光ホテルザ クラシックには私が宿泊したコンフォートツインを始め、次の7種類の客室があります。
- コンフォートツイン(28m²)
- コンフォートラージ(35m²)
- プレミアムツイン(36m²)
- プレミアムスイート(79m²)
- アンバサダースイート(57m²)
- クラシックアンバサダー(65m²)
- ロイヤルスイート(96m²)
各部屋の詳細を以下に紹介します。
コンフォートツインの詳細
コンフォートツインは3~5階にあり客室の中で最も一般的な客室です。
広さは28m²で委員は2~3名となり、3名目は補助ベッドとなります。
次に、私が宿泊したコンフォートツインの部屋の様子、備品やアメニティについて説明しましょう。
調度品 | テレビ、照明スタンド、電話機、手鏡、パジャマ(引き出し) | |
サービス品 | 冷蔵庫が入ったテーブルラックの上にあるものは基本的に無料で提供されます。
ミネラルウォーターのペットボトルが2本とコーヒー紅茶おつまみ類です。 |
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有料ドリンク | 冷蔵庫の中に入っているものは有料となります。
料金はビール500円、ソフトドリンク300円です。 ちなみに手前の缶ビールは私が持ち込んだものです(笑) |
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洗面・トイレ | 洗面所とトイレ・バスは一体式となっています。 | |
バス | バスはいわゆるビジネスホテルタイプのカーテンをバスタブの中に入れてシャワーをするタイプです。
コンフォートツインの部屋を評価する中で唯一残念なところでした。 |
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アメニティ |
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空気清浄機 | プラズマクラスター空気清浄機が備えられています |
コンフォートツインの料金
コンフォートツインの平日朝食付プランの料金の一例は以下の通りです。
大人 | 子供(小学生以上) | 一泊の料金 |
1名 | 0 | 25,700円 |
2名 | 0 | 33,400円(上記との差額 7,700円) |
2名 | 1名 | 47,100円(上記との差額 13,700円) |
料金は様々な要因や旅行会社によっても異なりますので詳細はホテル及び旅行会社にご確認ください。
上記はホテルのサイトで予約した場合の料金となります。
コンフォートラージの詳細
引用:志摩観光ホテル公式サイト
建物の5階にあり、広さはコンフォートツインに比べ1.25倍の35平方メートルあります。
バスルームはセパレートタイプとなっていてコンフォートツインに対して差別化が図られているようです。
その他備品・アメニティについてはコンフォートツインと同様です。
コンフォートラージの料金
コンフォートツインの平日朝食付プランの料金の一例は以下の通りです。
大人 | 子供(小学生以上) | 一泊の料金 |
1名 | 0 | 31,200円(コンフォートツインとの差額 5,700円) |
2名 | 0 | 39,400円(上記との差額 8,200円) |
2名 | 1名 | 56,100円(上記との差額 16,700円) |
料金は様々な要因や旅行会社によっても異なりますので詳細はホテル及び旅行会社にご確認ください。
上記はホテルのサイトで予約した場合の料金となります。
プレミアムツインの詳細
引用:志摩観光ホテル公式サイト
建物の2~4階にあり、広さはコンフォートラージとほぼ同様の36平方メートルです。
窓際にベンチシートがあるところがコンフォートラージとの違いのようです。
プレミアムツインの料金
コンフォートツインの平日朝食付プランの料金の一例は以下の通りです。
大人 | 子供(小学生以上) | 一泊の料金 |
1名 | 0 | 35,200円(コンフォートラージとの差額 4,000円) |
2名 | 0 | 43,400円(上記との差額 ¥8,200) |
2名 | 1名 | 62,100円(蒸気との差額 18,700円) |
料金は様々な要因や旅行会社によっても異なりますので詳細はホテル及び旅行会社にご確認ください。
上記はホテルのサイトで予約した場合の料金となります。
プレミアムスイートの詳細
引用:志摩観光ホテル公式サイト
79m²の広々とした空間に畳のあるリビングにはデイベッドが装備されています。
英虞湾を眺めながら穏やかに志摩の非日常を過ごすには絶好の空間ではないでしょうか。
その他の設備やアメニティーはコンフォートラージと同様のようです。
アンバサダースイートの詳細
引用:志摩観光ホテル公式サイト
スイートルームの6階にある、57m²の十分な空間でリビングは木のぬくもりを感じる造りとなっています。
英虞湾を眺めながらのバスタイムは最高です。
一泊では物足りなくなってしまいそうです。
その他の設備やアメニティーはコンフォートラージと同様のようです。
アンバサダースイートの料金
コンフォートツインの平日朝食付プランの料金の一例は以下の通りです。
大人 | 子供(小学生以上) | 一泊の料金 |
1名 | 0 | 55,700円 |
2名 | 0 | 60,400円(上記との差額 )4,700円 |
2名 | 1名 | 64,400円(上記との差額)4,000円 |
料金は様々な要因や旅行会社によっても異なりますので詳細はホテル及び旅行会社にご確認ください。
上記はホテルのサイトで予約した場合の料金となります。
クラシックアンバサダーの詳細
引用:志摩観光ホテル公式サイト
クラシックアンバサダーの客室は6階になります。
65m²のゆったりとした空間を有し、英虞湾の景色を眺めながら過ごせるスイートルームです。
昭和を代表する建築家・村野藤吾氏の設計によるもので、木の風合いを生かした造りとなっています。
その他の設備やアメニティーはコンフォートラージと同様のようです。
ロイヤルスイートの詳細
引用:志摩観光ホテル公式サイト
伊勢志摩サミットが開催された際に、このロイヤルスイートにはアメリカ合衆国オバマ大統領とEUのトゥスク欧州理事会議長が宿泊されました。
というのも、アメリカ合衆国の随行員があまりにも多くアメリカとEU だけで、ザ クラシックの部屋は埋まってしまったそうです。
他の3カ国の代表者を始め随行員は全てザ ベイスイートに宿泊することになりました。
ちなみに、安倍首相が宿泊したのは志摩観光ホテルではなく、同じ賢島の中にある宝松苑というホテルだったそうです。
様々な宿泊プランを楽しみながらお選びください。
志摩観光ホテル ザ ベイスイート
志摩観光ホテル ザ ベイスイートは海を一望でき、50室全室がスイートルームのホテルです。
それぞれの客室が良好な眺望を得られるように円弧状の形をした建物で、外観は茶色を基調としたアースカラーを用い、建物と自然が協調するように工夫されています。
伊勢志摩サミットの際には、フランス、イギリス、カナダ、ドイツ、イタリアの各首脳が宿泊しました。
ザ クラシックとの違いは全室がスイートルームであること、そのため料金がザ クラシックより高くなります。
ザ ベイスイートの部屋の種類は以下の5種類となります。
- スーペリアスイート ツイン(100m²)
- スーペリアスイート キング(100m²)
- FUTONスイート(100m²)
- コーナースイート(110m²)
- ロイヤルスイート(210m²)
次に各部屋の詳細をご紹介します。
スーペリアスイー トの詳細
引用:志摩観光ホテル公式サイト
スーペリアスイートは100m²の広さがあり、ツインとキングの2種類があります。
ザ ベイスイートは立地的にザ クラシックよりも眺望がよく、特に浴室からの眺望はこの上なく素晴らしいことでしょう。
リビングにはソファーと共にゆったりとしたデスクも完備されており、優雅に仕事もこなせる仕様となっています。
部屋の設備は、ザ クラシックの設備に加え下記のものが追加されています。
- USENチューナー
- ブルーレイプレイヤー
- 大型ハイビジョンテレビ2台
- ヤマハサラウンドシステム
- コンパクトオーディオ
- アイロン
また、スーペリアスイートにはスパスイートという仕様があります。
これは、スパ専用のベッドを部屋に入れてトリートメントを受けることができる仕様です。
スパを予約された方におすすめとのことです。
スーペリアスイートの料金
スーペリアスイートツインの平日朝食付プランの料金の一例は以下の通りです。
大人 | 子供(小学生以上) | 一泊の料金 |
1名 | 0 | 59,700円 |
2名 | 0 | 68,400円(上記との差額 8,700円) |
2名 | 1名 | 84,600円(上記との差額 16,200円) |
料金は様々な要因や旅行会社によっても異なりますので詳細はホテル及び旅行会社にご確認ください。
上記はホテルのサイトで予約した場合の料金となります。
FUTONスイートの詳細
引用:志摩観光ホテル公式サイト
FUTONスイートの部屋は基本的にスーペリアスイートと同様です。
寝床がベッドではなく布団スタイルになっているところが特徴です。
宿泊料金はスーペリアスイートとほぼ同様です。
コーナースイートの詳細
引用:志摩観光ホテル公式サイト
コーナースイートは広さが110m²あり、サミットの際に各国首脳が宿泊した部屋です。
建物のコーナーに位置した部屋であり、大きな窓の向こうに広がる美しい英虞湾の景色が楽しめる特別な空間です。
コーナースイートと次に紹介するロイヤルスイートは志摩観光ホテルのサイトでも直接には予約ができません。
一般的にはこのような高級な部屋に宿泊する必要はなく、特別な理由がある場合にのみ提供されるのかもしれません。
ロイヤルスイートの詳細
引用:志摩観光ホテル公式サイト
ロイヤルスイートもコーナースイート同様にサミットの際に、各国首脳が宿泊しました。
広さはバルコニーを含め210m²もあり、部屋には会議ができる机も装備されていて、和室もあり普段はどのような方が宿泊するのか興味津々です。
様々な宿泊プランを楽しみながらお選びください。
志摩観光ホテルのサービスや料理も紹介
ホテルに宿泊する際には部屋や眺望の良し悪しもそうですが、一番楽しみなのが食事ではないでしょうか。
志摩観光ホテルは第7代総料理長 樋口宏江シェフが作りだす、「海の幸フランス料理」が特に有名です。
今回私が頂いたのはコース料理の中では最も安いクラスとなる¥18,900の「麗(うるわし)」というコースです。
ラ・メールの海の幸フランス料理 「麗」
引用:志摩観光ホテル公式サイト
私自身フランス料理のフルコースは結婚式に出席した時ぐらいしか食べる機会はありません。
せっかく志摩観光ホテルに宿泊するのだから、フランス料理付のプランにしました。
ラ・メールに入ると、窓側の景色の良さそうな席に案内されました。
午後6時なので窓の外の景色は見えませんが・・・
今年の「麗」のメニューは以下の通りです。
海の幸フランス料理 「麗」メニュー
メニューの内容は以下のようになります。
- アミューズ ブーシュ
- 伊勢海老サラダ仕立て
- 伊勢海老クリームスープ
- 伊勢まだいとアワビのポワレ 海藻風味のブールブランソース
- 黒毛和牛ヒレ肉ステーキ 茸のソース
- 和栗のモンブラン 洋梨のソルベ添え
- コーヒー
アミューズ ブーシュ
アミューズ ブーシュはオードブルの一種で食前酒のつまみのようなものです。
今回は生ハムとアコヤ貝の貝柱と海藻のアミューズ ブーシュでした。
通常はコースの最初の料理が来るまで食前酒のシャンパンなどを飲みながらいただくものです。
今回はラウンジですでに食前酒(タダ酒)を済ませておりましたので食前酒なしでいただきました。
伊勢海老サラダ仕立て
最初の料理は茹でた伊勢海老の半身にブロッコリーやカリフラワーその他の野菜があしらわれ、伊勢海老風味のジュレのソースがかかった一品です。
2種類のソースがアクセントとなっています。
伊勢海老は若干小ぶりで、身の部分はあまりありませんでしたが雰囲気は十分味わいました。
盛り付けが若干偏っているように見えますがこういうものなのでしょうか(笑)
伊勢海老クリームスープ
伊勢海老の風味が濃厚なクリームスープです。
少し混ぜた後写真を撮ったのであまりきれいではありませんが、出てきたときはキレイでした(笑)
生クリームがかけてあり伊勢海老の風味は際立っているのですが、その他にも多くの材料が使われていて複雑な味わいのスープです。
安倍首相も幼少の頃志摩観光ホテルへの宿泊経験があり、伊勢海老のスープの味に感動したエピソードを語っておられます。
まさに感動もののスープで、もう一度味わってみたい一品です。
伊勢まだいとアワビのポワレ 海藻風味のブールブランソース
ポワレとは下味をつけた魚や肉を、油でカリッと焼く調理方法です。
ブールブランソースとは白いバターソースと言う意味で、バターが主役の濃厚なソースです。
淡白な真鯛とアワビにアクセントを追加するベストマッチングのソースと言えるでしょう。
フランス語の名前で言うとなんでもおしゃれな感じになってしまうのは不思議です。
黒毛和牛ヒレ肉ステーキ 茸のソース
柔らかい黒毛和牛のミディアムレアのステーキにしいたけのうまみが出た塩味の効いたソースがかかっています。
付け合わせはクレソンとじゃがいものタルト?だったかな?
器もきれいで最高の気分です。
和栗のモンブラン 洋梨のソルベ添え
デザートは濃厚なモンブランとお口直し用としての洋梨のソルベ。
ソルベは果汁やリキュールを含んだシロップを凍らせて作った、フランス生まれの冷菓です。
後はコーヒーでごちそうさまでした。
パンのおかわりは自由だが
パンのおかわりは自由で美味しいのでついついおかわりしてしまいますが、ほどほどにしておかないとせっかくの料理が食べられなくなりますね。
私は3個いただきました。
ワインは白と赤をオーダー
ワインはせっかくなので料理に合わせてグラスで白と赤を味わうことにしました。
私がオーダーしたワインをご紹介しましょう。
白ワインはROBERT WEIL RIESLING TROCKEN(ロバートヴァイル リースリング トロッケン)を選びました。
力強くピュアな酸味で引き締まった辛口の味わいです。 幅広い料理との相性が期待できます。 750 mlボトルの市場参考価格は3,300円(税込)ほどです。 グラスワインの値段は一杯1,900円でした。
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赤ワインはMONTHELIE LES DURESSES(モンテリー ヂュレス ドメーヌ ブシャール ペール エ フェス)を選びました。
ミディアムボディのベリー系の香りが豊かなワインです。 750mlの市場参考価格は5,500円(税込)ほどです。 グラスワインの値段は一杯2,350円でした。 |
ボトルでオーダーした場合の値段はわかりませんでしたが、グラスで注文すると若干高くなります。
ですが、料理に合わせて白と赤を味わいたかったのでこのようにしました。
ワインの代金は二人で8,500円でした。
私が家で飲むワインを選ぶときは意識してスペイン産のワインを選びます。
その理由は、スペインのワインは当たり外れが少なく1,000円前後の安いワインでもそこそこ満足できるからなんです。
ワインが分からない時はスペイン産のワインがオススメです。
ラ・メールのドレスコードについて
ラ・メールのドレスコードはスマートカジュアルとなっており、T シャツ・ショートパンツ・サンダルなどでの入店はお断りとなります。
私は手持ちのジャケットを着用しました。
周りの人達に不快な思いをさせない程度の比較的きちんとしたイメージの服装は必要と思われます。
年齢的には小学生以上でちゃんとお行儀良く食事ができることが条件です。
朝食は和朝食かアメリカンブレックファーストを選択
朝食は和朝食かアメリカンブレックファーストのどちらかを選択します。
上の写真は私が選んだ和朝食です。
妻が選んだアメリカンブレックファーストのメニューはこちらです.
モーニングスープとクロワッサンとデニッシュ | |
フレッシュグレープフルーツジュース
ヨーグルトとフルーツ |
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モーニングサラダ 三重の恵み
ドレッシングが最高だったようです |
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海の幸オムレツ
エビ・アワビ・マッシュルームが入っています |
どちらもオーダーすると4,200円の食事です。
普通だと朝から4,200円は出せませんが、今は別です。
ゲストラウンジはどちらも使えて宿泊者は無料
宿泊者はザ クラシックとザ ベイスイートのゲストラウンジを無料で使用することができます。
ゲストラウンジでは上の写真のようなワインやシャンパンを始め様々な飲みものや、軽食を無料でとることができます。
さながら空港のラウンジといったところでしょうか。
ただしここではご飯ものや麺類はありませんでした。
ひとつ心得ておきたいことは、ここであまり多くを食べ過ぎないことです。
チェックインが午後2時からで夕食は午後5時半から午後7時半までにレストランに入ります。
そして午後9時 Close となりますから、ラウンジで食べ過ぎると本番の食事までの時間が短いので注意が必要です。
ゲストラウンジの時間帯
ザ クラシックは2階、ザ ベイスイートは5階にゲストラウンジがあります。
ゲストラウンジで提供されるドリンクやフードは時間帯により異なります。
ゲストラウンジの営業時間は以下のとおりです。
ザ クラシック | ザ ベイスイート | |
ティータイム | 07:00~13:30 | 07:00~17:00 |
アフタヌーンタイム | 14:00~17:00 | – |
カクテルタイム | 17:30~19:30 | 17:30~19:30 |
ナイトタイム | 20:00~22:00 | 20:00~22:00 |
おすすめのアクティビティ
志摩観光ホテルでは様々なアクティビティが準備されています。
アクティビティの中には有料のものもありますが無料のものもあります。
私がオススメするのは無料で参加することができる、「館内見学ツアー」です。
宿泊の翌日朝9時から約40分間、主に「The Club」と言う70年の歴史のある建物からザ クラシックの一部の説明を聞くことができます。
上皇上皇后陛下を始め数々の皇族の方々がお越しになったことのある、歴史のある建物であり、興味深く聞くことができました。
また、サミットの裏話なども聞くことができますのでとてもおすすめです。
志摩観光ホテルに大浴場がない理由
志摩観光ホテルには温泉旅館にあるような大浴場はありません。
その理由はこのホテルの成り立ちにありました。
この地方は昔から真珠の養殖が盛んで外国から多くのバイヤーが真珠の買い付けのために訪れていました。
その当時ミキモトの創業者である御木本幸吉氏がバイヤーのための宿泊施設が必要と感じ、最初に作らせたのが今年70年の節目を迎える「The Club」なのです。
ザ クラブの建物は1951年4月に、三重県鈴鹿市にあった村野藤吾氏設計の「鈴鹿海軍工廠第一会議所」を移築してホテルに改造したものです。
そういった経緯からこのホテルには当初から大浴場はありませんでした。
その後に建てた二つのホテルも、一つの特徴として大浴場は作られませんでした。
志摩観光ホテルクラシックとベイスイート まとめ
志摩観光ホテル ザ クラシックとザ ベイスイートの違いについて、そしてサービスや料理についてもご紹介してまいりました。
いかがでしたでしょうか?
期待していた通りのハイクラスのもてなしを受けることができました。
帰ってきてからまた行きたいと思えるホテルのひとつです。
志摩観光ホテル ザ クラシックとザ ベイスイートの違いやサービス・料理について、志摩観光ホテルへの宿泊を検討されている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
良いご旅行を。
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