米国株を複利で増やす!資産運用の具体的方法を徹底解説!

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将来のために安全に資産を増やしたいと思っている方は必見です。

今はまだ投資するお金がないけど、先に学んでおきたいというあなたも必見です!

米国株での複利運用がおススメです!!

複利運用は「宇宙で最もパワフルな、お金持ちへの王道」です。

人類史上最も偉大な数学的発見と言われる複利は、配当というリターンが支払われる投資にそのままそのリターンを投資するという、シンプルなものです。

雪だるまは複利運用を最もうまく比喩している表現と言えます。

雪の上で球を転がすと表面が大きくなっていく。

雪だるまの表面積が大きいほどより多くの雪が付いて、さらに加速度がついて大きくなっていく。

最初はゆっくりと塊を付けていくが、直ぐに動かせないほど大きくなるでしょう。

まさにこれが複利運用の原理そのものなのです。

この記事では、日本人の老後を年金プラス資産運用で余裕のある豊かなものにするために、私がお奨めする米国株投資について、その方法を解説していきます。

この記事は若い人にも読んでもらいたい。

何故なら、この投資は長期複利投資戦略だからです。

アインシュタイン曰く、「複利効果は人類最大の発明である」

アインシュタイン

 

米国株を複利で増やす!

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若い頃は収入より支出の方が多くて、なかなか金銭的な余裕がないですよね!?

しかし、投資は若いうちに少しくらい無理してでも始めておくと将来が楽になります。

なぜなら、複利による投資は時間が強い味方になるからなのです。

 

日本では効果的な資産形成ができていない

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これは金融庁が作成した、1995年~2015年の20年間で米国、英国、日本における家計金融資産の推移を示したものです。

金融資産とは:もちろん貯蓄も金融資産に含まれますが、貯蓄を含む以下のものを金融資産と言います。

  • 株式:国内株、外国株
  • 債権:社債、国債、地方債、外国債
  • 投資信託:自分のお金の運用を手数料を払ってプロに任せる
  • 生命保険:主に解約払戻金や満期金があるもの
  • 商品券・小切手:有価証券のひとつとして金融資産とされる

更に、全体の資金の増加と運用リターンを分けた場合、下のグラフのようになります。

下のグラフの色が塗られた部分が、20年間の運用によって家計金融資産がどれだけ増えたかを表しています。

  • 米国:2.32倍
  • 英国:1.63倍
  • 日本:1.15倍

日本の場合、かろうじて増えてはいますが10年前のピーク後に下落したため、その水準を超えることすらできていません。

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我が国における運用リターンは、株式・投信等の比率が比較的高い米英と比べて、相当に低い
水準で推移していることが分かります。

 

複利運用による長期投資がおすすめ!

米国株

日本銀行の発表によると、2019年度の日本の家計の金融資産残高は1,845兆円といわれています。

そのなかで貯蓄に回されているのは半分以上の約54.2%です。

その他保険や年金に約28.4%が充てられているということなので、個人金融資産の80%以上が貯蓄関係(いわゆる積極的に運用していない資産)に回されていると考えられます。

そして、日本の金融資産の中で資産運用に回されている割合は、債務証券(1.4%)投資信託(3.4%)株式等(9.6%)で合計で14.4%となります。

一方、米国の場合は貯蓄関係に約46%、資産運用には50.8%が充てられているということです。

日本の3.5倍以上になります。

しかし、アメリカの場合は日本以上に貧富の格差が大きい社会で、トップ10%の富裕層が全米株の80%を保有しているといわれていることから、上記の数字が全米の平均であるとは言い切れないのかもしれません。

ちなみに、ユーロ圏では貯蓄関係に70%、資産運用には28%が充てられているそうで、日本とアメリカの中間的な割合です。

それでも資産運用の割合は日本の2倍近くになります。

今、100万円以上の余裕資金がない方は、将来のために米国株への複利運用による長期投資を目標に資金をためることから実行に移してはいかがでしょうか?

 

複利運用の効果とは

資産運用

複利運用とは、株式を購入し配当金で更に株を買い増しながら増やしていく運用方法です。

したがって、当分使うことのない余裕資金での運用がBESTです。

資産運用

グラフは年利3%で百万円を50年間複利運用した時と単利運用した時の結果を比較したものです。

複利運用では¥4,384,000になりますが、単利運用では¥2,500,000となり、その差は¥1,884,000となります。

50年でたったそれだけ!とお思いですか?!

大げさなことは言いたくないので、これはあくまでも最低限の配当利回り3%の場合の試算です。

お勧めする米国株の平均配当利回りは概ね3%以上です。

仮に4%だったら金額は¥7,106,600となり、5%だったら¥11,467,000となります。

しかも株価上昇による利益はここには含んでおりません。

1社あたり年4回(5社の株を持っていれば20回)の配当金で株を買い増すだけで、あなたの老後のお金の心配は格段に減少します。

そして、複利運用しながら、余裕資金ができた時には追加で買い増しを行えば、更に投資曲線の角度が立ち上がり、口座残高を見るのが楽しみになってくることでしょう。

次項でチャートをご覧に入れますが、米国株は世界大恐慌・第一次オイルショック・ブラックマンデー・ITバブルショック・リーマンショック・そしてコロナショックを乗り越えて力強く成長を続けています。

※今後もこの傾向は続いていくと予想しますが、100%この成長が続くことは保証できませんのでその点はご承知ください。

 

資産運用の具体的方法を徹底解説!

資産運用

米国株で資産の複利運用をするための具体的な手順と方法を解説していきます。

銀行口座を持ったりクレジットカードを契約する程度の手間でできることばかりです。

 

証券会社に口座を開設する

日本の証券会社では

これら以外にもありますが、比較的ネット証券が手数料の面でお得です。

米国の証券会社では「IB証券」(インタラクティブ・ブローカーズ証券)などがあります。

日本の証券会社なら、口座開設は比較的簡単です。

フォーマットに必要事項を記入し、本人確認資料を送れば数日で口座開設が可能です。

クレジットカードの申し込みよりも簡単かも(^^♪

講座を開設して資金を振り込めば、その日から米国株を購入できます。

 

どんな株を買えばいいの?

とにかく最優良銘柄を買うことが必要ですがその条件とは?

  • 何十年も連続で有配当株として実績があること(配当の再投資をするので必須条件です)
  • 数十年にわたり増配を続けていること
  • 世界的な視野で業界の支配的企業であること
  • 人の根源的欲求を満たす企業であること
  • 長寿企業であること
  • 株価が高すぎないこと

以上のような条件を満たす企業の株を探しましょう。

参考として下記企業を挙げておきます。

※PG・KO・MMMはティッカーシンボルといって株式市場で上場企業を識別するための符号です。

これらの企業は上記の条件を十分満たしていると判断できるでしょう。

株価のチャートを見たい場合はこちら、Investing .comをお薦めします。

下記の赤丸の部分にティッカーシンボルを入力すると株価チャートが表示されます。

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いつ買えばいいのか?

どうせ買うなら安く買いたいですね。

コロナショックの下落のタイミングなどは言葉は良くありませんが、絶好のタイミングでした。

ですが、優良株であればチャートを見ていて、ちょっと調整が入った(下がった)あたりで買っておけばよいと思います。

具体的な狙いとしては、「権利落ち日:株主として認定される日」のあとに値を下げる傾向にあるので、そこで買いという作戦もあるかと思います。

これも絶対ではありませんので、実際に始められるときにはある程度相場の傾向を見たうえで、自己判断でお願いします。

 

ポートフォリオの重要性

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投資の格言に、「卵は一つのかごに入れるな」というものがあるように、一つの銘柄に集中して投資するのは資産構成上よくありません。

分散投資をして資産構成を管理するための「ポートフォリオ」が必要となります。

ポートフォリオとは、この場合は自分の資産管理をプランニングしたものという感じですね。

資金が豊富にあるのなら今であれば金なども魅力的ですが、資金が百万円程度であれば、米国株4~5社に振り分けるくらいでよいと思います。

もっと資金が増えてくれば10~15社くらいに分散していったほうが良いでしょう。

 

NISAについて

ポートフォリオのついでに「NISA」の情報を少し入れておきます。

NISAは年間120万円の投資から生じる所得が非課税になる制度で、5年間合計600万円の枠が使えます。

現在三種類の運用方法がありますが株式で運用するなら一般NISAとなります。

2023年で一旦この制度は終わりますが、今の内ならまだ間に合いますので検討の価値ありです。

私の推奨する複利運用法は、差益を現金化する手法ではないので、配当にかかる所得税が5年間非課税になるということになります。

※NISAの審査には副業などをしておられる方については確定申告の実績等が必要となる場合がありますので確認ください。

 

なぜ米国株なのか? 

米国株

米国株

※画像は上が米国ダウ30種平均株価の推移で、下が日経225の株価推移です。

ダウ30は現在も最高値を更新し続けています。

日経225は直近ではコロナショック前の水準を超えてきてはいますが、過去のバブル最高値にははるかに及びません。

リーマンショック後の回復期間を比較すると、US30は※2年4か月で回復しているのに対して、日経225は回復までに※4年7か月と約2倍の期間を要しています。

※注:リーマンショックは2008年9月15日~ですが、2008年9月の高値を回復した月で回復期間をカウントしています。

経済ショックがあっても回復が早く、再び力強く伸びていく。

これが、米国株を推奨する根拠となります。

 

まとめ

資産運用

今ある余裕資金を増やしたい方、或いはこれから資金を貯めて将来に向けて資産運用を目指す方に米国株での長期複利投資戦略を解説してきました。

個人的には、日本に元気になってもらいたいし日本を応援したいという気持ちが強いのですが、バブル崩壊以降の失われた20年を経て30年になろうとしている現在、このデフレに慣れてしまった現状が残念でなりません。

日本人がだんだん貧乏になっているから、良いものを作っても売れない。

物が売れないから生産が縮小され、設備投資も減少するというデフレ循環です。

政府の大胆な財政出動による景気刺激策を期待したいところです。

今は日本株に魅力がないから米国株に投資するという選択肢になってしまいます。

今回ご紹介した投資方法は、株式を購入したら売らずに配当の再投資を繰り返すという投資戦略です。

そして、配当金だけで自分の生活が成り立つレベルになれば、配当を生活費に回して不労所得の生活をエンジョイすればよいのです。

お金の心配を抱えた人生なんてまっぴらごめんです。

いろんな選択肢をもって、自分の人生を楽しく生きるために!!

Good Luck!!

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