日亜化学コロナ不活化高出力LEDを開発!ノーベル賞級ってほんと?

virus1 コロナウイルス

発光ダイオード(LED)製造会社大手の「日亜化学工業」が新型コロナウイルスを99.9%不活性化させることのできる高出力LEDの開発に成功したというニュースが話題になっています。

このLEDはエアコンや空気清浄機に取り付けることで、空気中の細菌を殺菌することができ、更に新型コロナウイルスも死滅させることができると期待されます。

徳島大学の野間口雅子教授と日亜化学工業が共同で行った実験によると、深紫外線と呼ばれている紫外線の一種をウイルスに30秒間照射すると、なんと99.99%のウイルスの不活性化が確認できたということです。

今回は日亜化学コロナ死滅高出力LEDを開発!ノーベル賞級ってほんと?と題してお送りします。

 

日亜化学コロナ不活化高出力LEDを開発!

私たちの知らないところでいろんな研究がされてるんだなぁ。すごいなぁ。

日本の技術はやっぱりすごいのね!

222nm紫外線がウイルスを不活性化させることは研究で分かっていましたが、高出力で222nm紫外線を発生させる光源については開発途上だったのです。

現在この光源の開発では、世界においては日本のメーカーが圧倒的な優位に立っています。

このLEDは出力が高いほどその効果が高いのですが、この度日亜化学工業が開発に成功したLEDは出力が70ミリ・ワットであり、このLEDを商品として量産化できる体制が整ったと発表されました。

日亜化学工業の発表によると、この製品は高出力の深紫外線(222nm UV)を約2万時間照射する時間寿命を有するとのことです。

 

紫外線の研究は米国発!

元々この研究成果は、2020年4月21日、米国コロンビア大学の放射線研究所所長のデービッド・ブレナー教授が発表したものです。

その発表とは、222nm紫外線を人がいる空間に数分間照射することによって、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制できる可能性があるというものでした。

以前は、254nm紫外線がウイルス・細菌の不活性化に効果があることは分かっていましたが、こちらは人体に照射すると、皮膚がんや白内障を発生させる危険があったため、人のいない空間でしか使用することができませんでした。

222nm紫外線は254nm紫外線と同等の効果が得られるということが分かりました。

 

不活化って死滅と違うの?

不活化とは、微生物などの病原体(この場合はコロナウイルス)を熱や紫外線、薬剤などで死滅させる(感染性を失わせる)ことをいいます。

なので、”不活化と死滅させる”は同じ意味です。

今回のコロナウイルスはアルコールなどの薬剤で不活化できるということで、ほとんどの人が集まる施設の入り口にアルコールを設置されていますね。

基本的にそれと同じ効果が得られるということですが、LEDでは広範囲に浮遊するウイルスにも効果がある点で、局所的なアルコール消毒よりパワフルと感じますね。

 

ノーベル賞級ってほんと?

日亜化学工業と言えば、青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞を受賞した中村修二教授(現カリフォルニア大学教授)のことが有名ですね。

ノーベル賞は名城大学教授の赤崎勇氏と名古屋大学教授の天野浩氏との同時受賞でした。

一時は発明の対価をめぐって裁判で争った相手ではありますが、開発日亜化学工業が開発に貢献したことについては中村教授も後に感謝していると語っています。

今回世界トップの技術を持つ日亜化学が開発した、コロナウイルスを死滅させるLEDがノーベル賞に値するか否かは残念ながらそういう話にはなっていないようです。

 

その他に日本で開発されたものは?

日亜化学工業の高出力深紫外LEDのほかにコロナウイルスに対して効果のあるものはあるのでしょうか?

現在LED以外では以下のものが有効とされています。

  • シャープのプラズマクラスターは新型コロナウイルスに対してブロック効果があると言われています。
  • 熊本大学は黒鉛を酸化して得られる“酸化グラフェン(GO)”というものが、同様に新型コロナウイルスに対してブロック効果があることを発見しました。

コロナ禍において、日本の科学者たちは半導体をはじめ様々な研究分野でコロナウイルスに立ち向かっているのです。

 

LEDはどこに使用するのが効果的か?

shodoku

これは、アルコール消毒がしにくい広範囲な場所などで効力を発揮するでしょう。

波長が222nmの紫外線は人体への害がないため、天井に設置して常に照射することで部屋全体を殺菌することも可能です。

更に高出力のLEDが開発されれば、空気清浄機やエアコン内に取り付けることでウイルスを殺菌することが可能になると期待されています。

 

大規模ワクチン接種会場に設置すべき!

各地でかつてない規模のワクチン接種が行われており、大規模な会場が設置されています。

新型コロナウイルスを死滅させることのできる高出力LEDの設備は、是非ともこのようなワクチン接種会場に設置してほしいものです。

日亜化学工業さんには頑張っていただきたいと切に願います。

 

国際空港に設置すればいい!

多くのコロナウイルスが空港から入ってきていることから、空港の旅客ターミナル内にこのLEDを設置することで、多くのウイルスを退治することができるのではないでしょうか。

コロナウイルスの多くが外国から持ち込まれていることに関しては疑いの余地はありません。

その大部分は国際空港の旅客便の水際対策が完璧にできていないことが原因だと言われています。

経済との兼ね合いがあり、外国との往来を完全にシャットアウトすることが困難であるならば、せめてこういった対策が必要なのではないでしょうか。

 

病院に設置すればいい!

コロナ治療の最前線である病院内にこのLEDを、真っ先に設置すべきではないでしょうか。

もちろん、その方向で動いているとは思いますが1日も早く実現することを願います。

そうすれば、もしかすると今のような大規模な防疫体制が必要ではなくなる可能性もあるのではと期待しています。

 

公共交通機関に設置!

密な状態がコロナ蔓延の一因であり、公共交通機関の満員電車のような状態は特に気をつけるべきと言われています。

電車内にLEDを設置することで空気中に漂うウイルスを無毒化させることができれば、大変期待できる活用方法ではないでしょうか。

インフルエンザやこれから出てくるかもしれない未知のウイルスに対しての有効性はこれからの研究対象かもしれませんが、大変期待が持てる技術であることは間違いなさそうです。

 

まとめ

v-down

日本の技術がやってくれたという感じです。

この深紫外線を人の生活空間で直接使用する場合に、人体に照射しても健康的な影響はほとんどないということが確認されています。

対コロナ対策において大きな進歩であることは間違いなく、大きな期待が持てます。

「日亜化学工業」の鎌田広専務はエアコンや空気清浄機のメーカーとの協力によって、多岐にわたる応用を検討したいと述べています。

早くマスクが必要のない社会になることを望んでやみません。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました