東京オリンピック新種目追加理由は?廃止競技や日本発祥種目も紹介

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オリンピックでは毎回新種目の追加が話題になります。

2020東京オリンピックでも新種目が追加されたものや廃止された競技、あるいは日本発祥の競技などがあり、気になりますね。

賛否両論のあった東京オリンピックですが、間もなくはじまります。

やるからには楽しんで応援していきたいと思います。

新種目が追加される経緯や理由についてや、廃止される理由などについても解説していきますので、どうぞご覧ください。

 

東京オリンピック新種目追加理由は?

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オリンピックの種目として認定されるには、以下の基本要件が必要となります。

  • 2回以上の世界大会、大陸選手権等の規模の大会が実施されていること。
  • 男子種目は50ヶ国以上、3大陸以上で実施されていること。
  • 女子種目は35ヶ国以上、3大陸以上で実施されていること。
  • 国際的に認知された種目であること。
  • 種目の実施許可は開催の4年前までに認可されていること。

この条件プラス開催国がIOCに申請して認められることが必要となります。

 

2020東京大会で追加された種目は?

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東京2020オリンピック競技大会では最上最多の33競技、339種目が42の競技会場で開催されます。

2016年リオオリンピックにはなかった競技で、2020東京オリンピックで追加された競技種目と日程は以下7競技です。

  • 空手:8月5日(木)開始➡8月7日(土)
  • 野球:7月28日(水)開始➡8月7日(土)決勝戦@横浜スタジアム
  • ソフトボール:7月21日(水)開始➡7月27日(火)決勝戦@横浜スタジアム
  • スケートボード:7月25日(日)開始➡8月5日(土)
  • スポーツクライミング:8月3日(火)開始➡8月6日(金)
  • サーフィン:7月25日(日)開始➡8月1日(日)
  • 3×3バスケットボール7月24日(土)開始➡7月28日(水)

この中で、空手・スケートボード・スポーツクライミング・サーフィンの4競技はオリンピック史上初めて登場する競技なのです。

3×3バスケットボールは種目としての新採用となります。

選考理由や競技の内容を以下で説明します。

 

空手の選考理由と内容

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空手は日本発祥のスポーツとしては柔道に続いて二つ目の五輪競技となりました。

日本固有の武術ではありますが、世界での認知度は非常に高く素手で戦うカッコよさや伝統的な日本武道への憧れもあり人気のある競技です。

空手の世界人口は約6000万人、世界空手連盟への加盟国数は187カ国にも及びます。

世界的知名度もあり、競技人口も正式種目としての規定をクリアしているのもかかわらず、採用されなかった理由として、流派の違いなどのため組織化が難しいなどの点がありました。

そんな中テコンドーが先にオリンピック種目になったのには驚きです。

日本の空手とテコンドーは全く違う競技だということを認識することが重要と考えます。

空手には組み手で相手に打撃を与えず、寸止めする伝統派と直接打撃を加えるフルコンタクト派がありますが、オリンピックでは伝統派で競技が実施されます。

組み手の階級は女子が55Kg級と61Kg級の2階級、男子が67Kg級と75Kg級の2階級となり、細かく階級が分かれていないところも一つの見どころとなります。

形は世界空手連盟(WKF)が認定する形リストから選んで演武をします。

動きの流れ、呼吸法、技の極めからなる技術点が70%で採点され、力強さ、スピード、バランスは30%として採点されます。

10点満点で7名の審判員が採点し、上下各2名の採点を除外した3名の採点の合計が得点となります。

 

野球・ソフトボール選考理由

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国際野球連盟はスイスローザンヌに本部があり、124カ国の国と地域が加盟しています。

世界選手権大会も行われているのですが、各国での人気度や実力の差が大きく、競技に参加する国の数が少ないという問題があり、大会ごとにあったりなかったりを繰り返しています。

今回は、野球人口も多く人気もある日本のオリンピックということで競技に採用されました。

ソフトボールもほぼ同じ様な経緯で、野球とセットでソフトボールもあるということになっています。

東京オリンピック野球競技参加国と出場資格は以下の通りです。

  • 日本(開催国)
  • アメリカ(アメリカ大陸予選勝ち抜き)
  • ベネズエラ(世界予選勝ち抜き)
  • 韓国(2019世界大会プレミア12準優勝)
  • イスラエル(アフリカ・ヨーロッパ予選優勝)
  • メキシコ(2019世界大会プレミア12で3位)

今回は過去の世界大会の結果と各地の予選会の成績により6カ国のオリンピック出場が決定しました。

 

スケートボード選考理由

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スケートボードは日本でも人気のスポーツで、世界大会で優勝する選手も多くメダルが有力なことから今回オリンピック史上初めて採用されました。

今回五輪の種目として認められましたが恐らく世界でも、日本では特にスケボーはガキの遊びで人に迷惑をかけるというイメージがありました。

そのせいで日本のスケーターたちは肩身の狭い思いをしてきたに違いありません。

今大会でメダルを獲得して、今までのイメージを払拭してもらいたいものです。

スケートボードの発祥は現在アメリカといわれていますが、どの地域で最初に開発されたのかは定かではありません。

昔のアメリカ映画「バックトゥザフューチャー」でマイケル・J・フォックスがスケートボードの原型のようなもので不良から逃げるシーンがありましたね(笑)

 

スポーツクライミング選考理由

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スポーツクライミングは日本ではボルダリングとして定着してきた感があります。

感覚で言えばあくまでも趣味の範疇であって、オリンピックの種目になるのかと思った方も多いのではないでしょうか。

東京オリンピックの特色の一つとして今回採用されました。

スポーツクライミングには「スピード」と「リード」「ボルダリング」の3種目の種目があります。

「スピード」は同じ条件で設置された高さ15mの壁を2人の選手が同時に登る速さを競うものです。

「リード」は制限時間内に高さ15m以上ある壁をどの地点まで登れるかを競うものです。

「ボルダリング」は高さ4mの壁を制限時間内のいくつ登っるかを競うものです。

 

サーフィン選考理由

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若い世代にの関心が高く、活気のある競技をオリンピックに加えたいと、東京2020組織委員会が追加種目として考えた5競技のひとつがサーフィンです。

世界大会は数ありますがオリンピックでの採用は史上初です。

同じ波は二つとない自然を相手にするため、オリンピックでは今まで採用されなかった競技です。

豊かな自然に囲まれた日本ならではの競技といえます。

 

3×3バスケットボール選考理由

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映画のストリートシーンで見ることの多かった3人制バスケットボールは、そこから発展して2007年に国際バスケットボール連盟によって正式にルールが制定されました。

世界の競技人口が40万人を超えると言われており、若者にアピールするスポーツとして東京大会で新たに採用されました。

通常のコートの半分ほどの広さで、1試合は10分間、どちらかが21得点すれば終了です。

 

廃止競技や日本発祥種目も紹介

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2016年リオオリンピックで採用され、今回採用されなかった競技はなく、2020東京大会は最上最多の33競技、339種目となりました。

ただ、次のパリ・オリンピックでは今回よりも幾分縮小した競技数・種目数で行われるようです。

 

日本発祥の競技は?

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2020東京大会の競技中日本発祥の競技は「柔道」と「空手」それに自転車競技トラックの「ケイリン」です。

ケイリンはご存じ「競輪」が発祥の自転車競技のトラック種目で、日本語がそのまま世界の標準種目になりました。

 

オリンピック柔道の歴史

柔道は1964年の東京オリンピックで競技種目となった以降は、1968年のメキシコ大会を除いて全ての大会で競技種目となっています。

当初オリンピック競技としては男子のみで、階級は軽量級(68Kg以下)・中量級(80Kg以下)・重量級(80Kg超)・無差別級の4階級しかありませんでしたが現在は7階級に分かれています。

女子柔道は1988年のソウル大会の公開競技を経て1992年のバルセロナ大会から正式種目となりました。

 

オリンピック空手の歴史

空手は東京2020オリンピック大会で正式種目として採用されましたが、次回の2024年パリ大会では競技種目として採用されませんでした。

よく似た韓国のテコンドーが正式種目になっているのに、空手が今までオリンピックの競技種目にならなかったのは何故なのでしょうか。

1988年のソウル大会で韓国は自国発祥のテコンドーをデモンストレーション種目として入れ、その次のバルセロナ大会でも採用を強く訴え、デモンストレーション種目として採用されました。

そして、2000年シドニー大会から正式種目となり、日本でもオリンピック種目としてテコンドーを始める人が増えました。

オリンピック競技としての空手を絶やさぬためにも、2028年ロサンゼルス大会で公開競技からでも採用されるように強く働きかけていく必要があるのではないでしょうか。

 

まとめ

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オリンピック新種目の追加理由や廃止された競技あるいは日本発祥の種目について紹介して参りました。

今回新種目として取り入れた6競技の中で、野球・ソフトボールを除く4競技は今回史上初めてオリンピックで採用された競技だったんですね。

次の2024パリ・オリンピックではこの6競技は残念ながらすべて不採用となります。

ソフトボールをはじめ今回新たに採用された競技の代表選手は是非この機会をものにして、メダルを獲得していただきたいものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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