辛坊治郎 ヨット今どこ?太平洋往復今日の位置や航路も紹介

shinboreturn 辛坊治郎

辛坊治郎8年越しの太平洋横断に成功したが、帰りの位置情報や航路について毎日更新してお伝えします。

辛坊治郎さんのKaorinⅤの現在位置は下記の「辛坊治郎ヨット今どこ」で確認ください。

辛坊治郎さんの太平洋横断チャレンジは、4月9日に大坂淡輪マリーナを出航してから69日後の6月16日(現地時間17:52)に米国サンディエゴの港に接岸して成功しました。

2013年6月16日にヒロさんと一緒に福島県の小名浜を出航した「ブラインドセーリング」からちょうど8年越しのゴールとなりました。

辛坊さん曰く、8年前日本を出港した6月16日に到着することにちょっとだけこだわりがあったとのこと。

辛坊さんにしてみると、丸8年間海を漂流していたようなものだったようです。

現在辛坊さんの愛艇「KaorinⅤ」が停泊している公共マリーナの停泊場所は2週間しか留めておくことができません。

かねてから、帰りはどうするのか?と疑問に思われていた方も多いと思いますが、帰りも辛坊さんはKaorinⅤと一緒に日本へ向かうとのことです。

そのコースやかかる日数などを調べていきましょう。

 

辛坊治郎ヨット今どこ?

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画像:FURUNO電気

辛坊治郎さんの太平洋往復の旅、8月24日(火)ゴールとなりました。

サンディエゴを出発して62日半で、淡輪到着の日を迎えました。

風向きは”Windy”でチェックできます。

 

淡輪到着時の様子を紹介

 

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辛坊さんの到着の様子は「まぐまぐ!Live」で午前9時から中継されました。

お出迎えの人達はこのご時世なので少数でささやかな感じですが、Live配信をご覧の方は900名を越えました。

9時19分着岸しました。

辛坊さん、思わず涙を見せました。

”サンディエゴに着いたとき皆さんからおめでとうと言われたけど、あと半分残ってると思ったらそんなに喜べなかった。

やっと着いた!”と言った後、涙を拭いました。

やっぱり大変だったんでしょうね!

この後、家族の元には帰らずに船のメンテナンスをするそうです・・・

 

往路と復路の違いは何?

太平洋を往復する場合、往路は少し北側を通り、復路は南側を通ります。

理由は風が吹く方向がその方が良いからです。

復路は往路に対して概ね100km弱距離が長くなります。

地球は円形なので、赤道に近づくほど円周の距離が長くなるためです。

あくまでも海面に沿って真っすぐ測った場合ですが・・・

 

辛坊治郎ヨットで太平洋往復


私は、辛坊さんの船の軌跡を追いながら、帰りはどうするのだろうかと考えていました。

運送を依頼すると、莫大な費用が掛かるだろうし、やはり船で帰るのかなと、漠然と考えていたのですが・・・

辛坊さんがサンディエゴに着いた時のインタビューで、帰りはセイリングを楽しんで帰ります、と答えました。

この言葉で、帰りも船で帰るのだということがはっきりしたのです。

そして、船の停泊できる期間は2週間しかなく、それまでに出航しなければなりません。

帰りも航海するとなると、モチベーションの維持も大事になってきます。

辛坊さんご自身も仰っていましたが、あまり期間が開くと気力がなくなるからすぐ出たほうがいい、と話していますが、その通りだと思います。

 

この船どうすんだ?

アメリカの税関の人からは、”この船どうするんだ?”という話が出たそうです。

アメリカで売ると、税金やらいろんなめんどくさい手続きがあって大変なので、誰かが乗って帰るのがベストだろうということになる。

結局は自分で乗って持って帰るしかない、となる。

まさか行ったあとの帰りのことを考えてなかった(笑)なんてことはないでしょうけどね。

 

ヨットを海上輸送したらいくらかかる?

辛坊さんの愛艇KaorinⅤは全長40ft(12.2m),全幅3.76m、重量9.7tonあります。

これをたとえば、サンディエゴから日本へ運んだらいったいいくらかかるのでしょうか?

飛行機であんな大きなものを運ぶことはできませんから、当然船便になりますが船便であればコンテナーを利用することになります。

どうなるか見てみましょう。

 

コンテナーサイズを確認

40container

コンテナーの最大のサイズは40ftで上の画像のサイズとなります。

コンテナーに収まるサイズは両端とも50cm以上開けることが必要です。

そうでなくても、サイズ的にKaorinⅤをコンテナーで運ぶことはできません。

従って、船便で送ることもできないのです。

 

航海で人に運んでもらうといくらかかる?

船で運べないとなると、ヨットの操縦ができる人に頼んで太平洋を航海して横断してもらうことになります。

その場合の人件費をざっと計算してみましょう。

《人件費》

  • 時給:5,000円($45.45)で仮に設定
  • 期間:2か月

これで計算すると

2か月x30日x24時間x3,000円=7,200,000円 となります。

《諸経費》

  • 帰りの片道航空運賃:200,000円(ユナイテッド航空、エコノミー)
  • 日本滞在費:200,000円
  • 航海用食料・飲料水(1年分):438,000円(1日1,200円)
  • 保険:185,000円(一般の保険会社で販売しているヨット・モーターボート総合保険)今回は条件的にプラスアルファが予想されます。
  • 自分の帰国飛行機代:200,000円(ユナイテッド航空、エコノミー)

この条件で総額 8,423,000円となりますが、時給と保険料は定かではありませんので、これ以下はありえないと思われます。

これだけかかることを考えると、元々船が好きで乗っているのだから、自分で乗って帰るという選択になります。

以上はアメリカの人に依頼して運んでもらうことを前提とした試算ですから、食費と保険は自分が航海してもかかります。

 

帰りの航路を紹介!

往路は北太平洋を通ってサンディエゴまで行きましたが、帰りは偏西風の影響で北太平洋を通ることはできません。

復路は安定した貿易風の南太平洋を通るルートとなります。

 

帰りは西向きの貿易風に乗って!

 

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引用:Windy.com

帰りのルートはハワイの南側を通って、南太平洋上を吹く西寄りの貿易風に乗って帰ることになります。

往路の北太平洋ルートと比べると、比較的安定した風をとらえることができそうです。

サンディエゴ到着時の辛坊さんの「帰りはセイリングを楽しんで帰ります」という言葉どおり、良い条件で楽しんで帰ってこれたらいいですね。

せっかくそこまで行っているのだから、帰りにちょっとハワイに寄って、なんてこともちょっとは考えているみたいです。

 

帰りの期間は何日かかる?

往路の北太平洋ルートは今回69日間での横断となりました。

太平洋横断にかかる日数は船のサイズにもよります。

堀江謙一さんが1962年に19フィート(5.8m)の小型ヨット「マーメイド号」で兵庫県西宮~サンフランシスコ間を横断した時は94日かかっています。

辛坊さんのヨットは40フィートで、今回も69日間で横断していることと、南太平洋の比較的安定した西向きの偏西風の影響で、60日ほどで横断できるのではないかとみられています。

しかし、時期的にここで最も気になるのが台風の影響なのです。

次にその台風の状況を見てみます。

 

問題は日本近海の台風

復路への出航は6月第4週(23日~26日)の後半か、最後の週の前半(27日~29日)になると思われます。

現在停泊している公共ハーバーは6月29日までしか留め置くことができないので、それまでには必ず出航する必要があるためです。

今から出発すると、2か月後は8月の終盤となり、太平洋上で発生する台風の経路と重なることになり、それが最大の懸念材料となります。

2021年の台風は現在までに、台風4号(6月12日)の発生が南シナ海の海上で確認されております。

今のところ、日本に影響のある台風は発生していませんが、昨年の例を見ると6月に1つ、8月に8つの台風が発生しています。

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資料画像引用:気象庁

台風発生数の平年値を見ると、発生数・接近数は最も多くなっています。

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資料画像引用:気象庁

辛坊さんの船は、7月はずっと、8月はほぼ太平洋上にあることになるので、台風の状況如何では大変過酷な航海になる可能性もあるということになります。

 

まとめ

辛坊治郎太平洋横断帰りはどうする?コースや期間は?ということでお届けしましたが、いかがでしたか?

サンディエゴ到着時の辛坊さんの一声は、迎えに出ていた岩本光弘さんを見つけた時の「ヒロ、ありがとう」でした。

前回一緒にチャレンジ航海に出て、九死に一生を得た相棒です。

その後には、あの時岩本光弘さんが一緒にいなければ、命はなかっただろうとも語っています。

生死を分ける11時間を共に過ごしたからこそ共有できる感情があるのでしょうね。

さて、復路も船で帰るという辛坊さん、台風に会わず帰りも無事に到着されることを祈ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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コメント

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