がっちりマンデーあやしい水ビジネス第3の水・水除菌・空気から水

gacchiri-water がっちりマンデー

今回は水にちょっとした機能を加えることによって作り出されるあやしい水ビジネスのお話です。

  • 海でも川でもどこの魚でも生き生きと育つ「第3の水」
  • ほとんど水なのに安全に除菌ができる「水除菌」
  • 空気の中から水を取り出す「空気から水」

という三つの話題についてお伝えしていきます。

地球の将来を考えたときに、人が生きる上で水資源は最も根本的で最も重要な資源であると言われています。

今回は日本の学者や企業が水に対して取り組んだ話題を紹介していきます。

 

不可能を可能にする水

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岡山県岡山市の岡山理科大学で開発された、海水魚でも淡水魚でも大きく育つ第3の水の紹介です。

昔は無駄遣いを称して湯水のように使うという比喩が使われていました。

昔は水はタダに近いものだったのでそのように言われていたのですが、今は違います。

今は水が非常に大事な資源であることが再認識され、技術の発達により水にちょっとした機能を付加することにより、高機能な水が作られるようになりました。

 

海水魚も淡水魚も育つ第3の水

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岡山理科大学といえば、学校法人加計学園に属する大学です。

こちらでは、海の魚も川の魚も同時に飼育出来る第3の水を発明しました。

発明したのは工学部の山本俊政准教授です。

こちらの大学では、実際に淡水魚と海水魚がちゃんと成長するのかを、第3の水を使って養殖をして確認しています。

 

なぜこんなことができるの?

普通の水にあるものを混ぜることで第3の水を可能にしているとのこと。

あるものとは、魚にとって必要な成分である、ナトリウム・カリウム・カルシウムの3要素でした。

これら3つの成分をバランスよく海水の4分の1の濃度になるように、普通の真水に混ぜるだけなのだそうです。

 

その原理は

海水の塩分濃度は海水魚の体内の塩分濃度の約3.5倍の濃度があります。

番組の説明では、海水魚は体内の塩分濃度を保つために、海水をどんどん飲んで水分を体外へ排出することで塩分濃度を調整しているという説明でした。

しかし、それだけでは体内塩分濃度が増す一方になってしまうので、塩分も一緒に排出する機能があるのでしょうね。

海水魚を淡水に入れると、体内の水分を排出することができなくなり、水膨れで死んでしまうという説明です。

一方淡水魚は尿などで水分を排出する性質で、これを海水に入れると体内の水分が出る量が多すぎて、体内の塩分量が高くなりすぎて死んでしまいます。

そこで考えられたのが、水の濃度を魚の体内塩分濃度とほぼ同じにすることでした。

そうすることで、海水魚も淡水魚も元気に育つ環境を作ることができました。

 

第3の水には思わぬ効果が!

第3の水で魚を飼育すると、魚が体力を使って体内塩分を調節する必要がなくなることで、ストレスが減り、生育が良くなりました。

ヒメマスの場合、淡水で育てた場合の20㎝に対して、第3の水で育てると同じ1年で2倍の40㎝に育った実績があります。

通常成長までに5か月かかる「バナエイエビ」は3か月で同じサイズにまで成長しました。

しかも、この水を使えば海のない地域でも魚の養殖が可能になります。

その点での大きなメリットは、水を廃棄しても塩害が発生しないという点にあります。

魚を育てた水を使って野菜を育てる実験も同時に行っており、魚のフンの肥料化も視野にあります。

海の魚も川の魚も野菜も育つということで、期待が持てますね。

 

菌がある時だけ除菌剤になる水

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菌がある時だけ除菌剤になる水の紹介です。

アース製薬(株)のアクアクリエイトという商品で280mlサイズで1,600円(税抜き)で紹介されました。

オレンジブック価格では1,882円(税抜き)で出ています。

この商品は、普段は99.9%水で、アルコールも含んでいないので、引火することもなくまた、臭いもなく安全です。

この商品にはMA-Tシステムという技術が使われていて、その素材は「日本MA-T工業会」という会社のものを使っています。

\こちらで購入できますよ/

素材は何?

MA-Tシステムとは、99.99%の水と0.01%の除菌消臭成分から作られています。

0.01%の除菌消臭成分とは「亜塩素酸イオン」です。

イオンの中に菌を攻撃する水性ラジカルというものが1%含まれており、全体に含まれる水性ラジカルの量は0.0001%となります。

 

効果はあるの?

ほぼ水ということは、本当に効果があるの?と疑いたくなりますね。

除菌成分が少なければ人体には、より安全ということは言えると思いますが、除菌効果がなければ意味がありません。

MA-Tシステムはコロナウイルスにも効果があることが「大阪大学微生物病研究所」による検証で確認されています。

 

MA-Tシステムとは

MA-Tシステムは亜塩素酸イオンが必要な時に必要な量だけウイルスや菌を叩く成分に変わるのだそうです。

菌がいなくなったらMA-Tはストップして菌が来るまで待っています。

そのメカニズムとは。

  1. 通常は亜塩素酸イオンと水性ラジカルが一定の99:1の割合の化学平衡の状態です。
  2. そこに菌が現れ水性ラジカルが菌を攻撃して消えるとバランスを保つために水性ラジカルが1個増えるという仕組みです。
  3. 必要な時に必要なだけ除菌成分が出てくるというシステムです。

アルコールだと引火するリスクがあるのに比べ、MA-Tはほぼ水なのでそのリスクがなく、飛行機の機内やホテルの客室などで利用されています。

MA-Tは配合を調整することによって様々な可能性が広がります。

 

 

空気から飲み水を作る機械

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東京都品川区にある「アクアテック株式会社」という会社が作っている装置です。

東日本大震災の時に、水の必要性を感じたことが開発のきっかけだったといいます。

災害時には食料・電気・水の問題が出てきます。

その中で、比較的早期に復旧するのが電気で、電気を使って水を作れないかというのが原点だったと担当の方が話されました。

 

原理は何?

最初のきっかけはコップについている水滴に着目して、水という資源を生み出せるのではないかと思ったことでした。

原理は温度差による結露現象を利用しており、平均して1時間で500mlの飲み水を作ることができます。

通常だと結露でそんなに大量の水はできないと思われますが、そこは研究によって最適な温度差を発見したとのことでした。

使用には100V電源が必要ですが、1か月の電気代は約900円です。

常時稼働すれば1日30円で12L、1か月で360Lの飲料水を作ることができます。

特に健康に効果がある水というわけではありませんが、災害時には頼もしい装置であることは間違いありません。

 

安全性は?

空気から水を作る際に空気中に含まれる雑菌等の処理が気になります。

その点、装置には高性能ヘパフィルターを搭載しているので問題はないとのこと。

さらに、空気清浄機としての機能もあるので、これを室内に置いておけば、水が作れて空気もきれいになるという、一石二鳥で大変頼もしい装置といえます。

 

まとめ

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3月28日のがっちりマンデーで取り上げられたあやしい水ビジネスについてお伝えしてきました。

海の魚も川の魚も同じ水で育成できる第3の水。

ほとんど水なのに、菌が現れた時にだけ除菌剤になる水。

そして、空気から水を作る装置など。

怪しいどころか、どれをとっても素晴らしい研究成果でした。

「ほとんど水の除菌剤」はコロナウイルスにも効果があることが分かっており、極めて安全な除菌剤でもあり、すでに多くの場所で活躍しています。

それでは。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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