この記事を読むと、ポケモンスリープがどうやって睡眠を測定しているのか、その計測方法や仕組みが分かります。
「ポケモンスリープ」もう使いましたか？
ポケモンスリープはインストールしたスマートフォンを枕元に置いて寝るだけで睡眠状態を計測することができます。
・どんな方法で睡眠を計測してるの？
・睡眠測定の精度は？
・判定はどうやってる？
・寝付くまでの時間を測る仕組みは？
等、色々疑問に思いませんでしたか？
そこで今回は「ポケモンスリープどうやって測定してる？睡眠計測方法や注意点を解説」というテーマを取り上げてみました。
ポケモンスリープは睡眠をエンターテイメント化するという全く未知の取り組みなので、どんなことができるのかまだよくわかってない面も多いと思います。
そのあたりも合わせて解説していきたいと思います。
それでは、ポケモンシリーズがどうやって睡眠を測定しているのか、その計測方法や注意点について解説していきますので参考にしていただければと思います。
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ポケモンスリープどうやって測定してる？
ポケモンスリープのネロリ博士、プレイヤーに睡眠を薦める理由が、健康目的じゃなくてあくまでカビゴンを育てるためだったり、そのためにプレイヤーとカビゴンをシンクロさせたり、目覚めても「おはよう」じゃなくて睡眠してくれて「お疲れさま」って言ってくるの今までで1番サイコな博士かもしれん pic.twitter.com/1CpBcu4xZJ
— ラムフォード (@Rumford_S) July 21, 2023
ポケモンスリープはスマートフォンを枕元に置いて寝るだけで睡眠の測定ができるという不思議なアプリ！
ポケモンスリープはどうやって眠りを測定しているのかと言うと、実はスマートフォンを枕元に置くというところがミソなんですね。
ポケモンスリープはスマートフォンに標準で搭載されている加速度（モーション）センサーと音声を分析して睡眠を測定しています。
つまり、枕元に置いたスマートフォンがちょっとした体の動きや寝返りの動きを感知して眠りを判定しているわけですね。
なので、純日本風の畳の上にせんべい布団を引いた状態では正確な情報が得られない可能性があるのかなと私は思います。
測定方法について詳しい解説は記事の後半にありますのでそちらをご覧ください。
ポケモンスリープ寝付くまでの時間はどうやって測定してる？
上記で加速度センサーと音声で睡眠を測定していることを書きましたが、ポケモンスリープでは寝付くまでの時間も判定してくれます。
寝付くまでの時間は周囲の音声や音をチェックして判断しているようですね。
つまり、寝始めて最初は寝返りを繰り返したり、いろいろ動いたりしますが寝付くと一瞬静かになったりします。
いびきをかき始める人もいるかもしれませんが、そのような人が寝付いたときの現象をセンサーで検知して判断しているようです。
ポケモンスリープの測定項目
画像は7月20日の夜に測定した私のデータですが、あまり良い睡眠はできていないようです。
ポケモンスリープで得られるデータは次の通りです。
- 睡眠時間の長さ
- 睡眠スコア
- 睡眠のタイプ（うとうとタイプ、すやすやタイプ、ぐっすりタイプ）
- 寝付くまでかかった時間
- ウトウトの時間
- すやすやの時間
- ぐっすりの時間
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どんな感じなのか自分では分かりませんよね…
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正直なところ、ちょっとびっくりしました！
睡眠スコアとは
ポケモンスリープは睡眠スコアによってあなたの睡眠を評価して、より良い睡眠を継続できるようにサポートしてくれます。
睡眠スコアはあなたの睡眠を100点満点で評価します。
- 16歳以上の人は8時間30分以上で100点
- 16歳未満の人は11時間以上で100点
これは、それぞれの年齢における科学的な睡眠時間の推奨値です。
ですが、これ以上の時間眠ったからと言って睡眠スコアが100点を超えるということではありません。
ポケモンスリープは良い睡眠習慣をつけるためのツールなのです。
睡眠タイプのうとうと・すやすや・ぐっすりとは
ポケモンスリープではうとうと・すやすや・ぐっすりという3段階の眠りのレベルと時間を評価します。
うとうと・すやすや・ぐっすりとはどういう状態を言うのかを説明しておきましょう。
眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠があることはよく知られているのではないでしょうか。
レム睡眠では脳はまだ活発に働いていて、記憶の整理や記憶の定着が行われる段階で、この時体は最もリラックスした状態です。
ノンレム睡眠は脳の疲労回復のために重要です。
ノンレム睡眠は眠りの深さによってN1、N2、N3の3段階に分けられます。
ポケモンスリープで言うところの、うとうと・すやすや・ぐっすりの眠りの段階はそれぞれ、次のように当てはめられます。
- うとうと＝N1
- すやすや＝N2
- ぐっすり＝N3
眠りの深さはどの段階でもそれぞれに異なる役割があるため、ポケモンスリープでは、眠りの質や深さを強く意識しないようなネーミングにしたということです。
ポケモンスリープは睡眠中の音声や音が録音できる
録音をオンにしておけば眠っている間に一定以上の音量を検知した場合、その音声データを保存しておくことができます。
この音声データは次の睡眠計測を開始するか、24時間経過後にアプリを起動すると自動で削除されます。
自分が寝ている間にどれぐらいいびきをかいているのか気になる人は録音してみるといいですよね。
睡眠中の音声録音の設定と再生方法
①⇧初期画面のメニューをタップします
②⇧睡眠データをタップします。
③⇧見たい睡眠データを選択してタップします。
④⇧録音データをタップすると録音されたデータが表示されるので聞きたいデータをタップすると再生されます。
録音音声は次に睡眠計測を開始するか、24時間経過後にアプリを起動することで削除されます。
睡眠中の音声録音の設定方法
⑤⇧上記④で録音データをタップ後、この機能をONをタップすると、この機能をOFFと表示され、録音される状態となります。
次にこの機能をOFFをタップすると録音機能はOFFとなります。
ポケモンスリープの基本操作方法
ポケモンスリープの操作はとても簡単です。
まず最初に眠る時間と起きる時間を設定します。
- スマートフォンは充電ケーブルをつないでおくことが推奨されております
- 眠る時には”ねむる”をタップして
- スマートフォンを枕元に下向きに置いて眠る
- 起きた時に”計測を終了する”をタップして終了です
そうすると、自分の睡眠タイプと同じ睡眠タイプのポケモンが集まっているので、そのポケモンたちを図鑑に載せたりという作業がだいたい5分から10分かかります。
朝の忙しい時間帯にそれはちょっとという方も大丈夫です。
目が覚めた時に”計測を終了する”をタップしておけば睡眠リサーチやポケモンの整理は後からいつでもできます。
ポケモンスリープの計測方法仕組みや精度について
ご機嫌なナマケロいた#ポケモンスリープ #PokemonSleep pic.twitter.com/4AtZjn7oe7
— 秋津🦚 (@akitsu_kz) August 18, 2023
それでは次にポケモンスリープの睡眠計測方法や使用上の注意点についてご説明していきます。
前述のようにポケモンスリープの睡眠測定にはスマートフォンの加速度センサーの機能を使っています。
ポケモンスリープで得られる睡眠データは睡眠の長さと規則性に限定されていて、睡眠の質については評価されていません。
これは、スマートフォンの加速度センサーの精度の限界のためです。
これがスマートウォッチの睡眠統計との大きな違いです。
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スマートフォンの加速度センサーとは
スマートフォンの加速度センサーはモーションセンサーとも言われ、スマートフォンがどのように動いたかの検知をするものです。
例えばスマートフォンを持ち上げたら自動的に電源が入る機能であったり、歩いているのか走っているのか、自転車で移動しているのかを判別する機能にも使われます。
歩数計や睡眠時の寝返り判定なども応用例の一つですね。
ポケモンスリープの測定精度について
ポケモンスリープが入ったスマホをどこに置くかは非常に重要となってきます。
ポケモンスリープは寝ている間のからだの動きを検知するので、体の動きが伝わりやすい場所が良いですよね。
ですが、近すぎてもスマートフォンの上に乗ってしまってはもんだいがありますので、枕元を推奨しています。
とはいえ体の動きを検知して睡眠データを取る方法なので、精度がちょっと気になりますね。
私はAndroidのスマートウォッチを利用していて、日ごろから睡眠のデータをとっています。
ポケモンスリープとスマートウォッチで取得した、7月20日の夜の睡眠データを比較してみましょう。
私のスマートウォッチの睡眠統計には浅い眠りと深い眠りの二通りしかないのですやすやとぐっすりに振り分けてみました。
| 眠りのデータ | ポケモンスリープ | スマートウォッチ |
| 睡眠時間 | 6時間23分 | 7時間20分 |
| 寝付くまでの時間 | 32分 | – |
| うとうと | 1時間7分 | – |
| すやすや | 4時間31分 | 2時間25分 |
| ぐっすり | 45分 | 4時間55分 |
| 睡眠途中の覚醒 | – | 10分 |
実際のこの日の睡眠時間は午後11時15分頃ベッドに入って、午前6時10分に一度起き上がってトイレに行って、それから6時40分まで2度寝をしました。
ベッドにいた時間は7時間20分程度で、スマートウォッチの方が実際の時間に近い感じはしますが、ポケモンスリープの方は6時10分に起床と判定したのかもしれませんね。
ポケモンスリープ使用上の注意点
ポケモンスリープを使う時は次のことが推奨されています。
- 電源ケーブルをつないだままにする
- スマートフォンはオフにせずオンのままにしておく
- スマートフォンの画面を下向きにして枕元に置く
睡眠をスタートするとスマートフォンの画面はすぐ消灯されますので大丈夫です。
一般的には充電をしながらスマートフォンを駆動させるのは発熱が大きくなるため良くないと言われています。
実際私もやってみたのですが、確かにスマートフォンはかなり熱くなっていました。
なので放熱性を考慮してスマートフォンのカバーは外した方が良いのかもしれません。
また、ポケモンスリープはバッテリーの消耗が激しいとも言われていますね。
こちらの記事に詳しくまとめてあるので気になる方はご覧ください。
ポケモンスリープは1週間サイクル
ポケモンスリープは毎週月曜日に新しいフィールドに移動し、新たなカビゴンを育てていきます。
カビゴンを育てるには睡眠時間を8時間以上取って規則正しい睡眠習慣を続けることが高評価を得るコツとなります。
ポケモンスリープは睡眠のデータを計測するアプリなので、睡眠の質を改善するものではありません。
睡眠の質より前に良い睡眠習慣を続けることが健康にも良いことが分かっています。
ポケモンスリープで健康睡眠を心がけましょう。
90分以上寝ないと計測されない
ポケモンスリープは1時間半以上の連続した睡眠が必要です。
それ以下だとデータが保存されません。
昼寝でも1時間半以上寝れば大丈夫なので、昼寝や夜寝る前に計測を始めるのがいいでしょう。
睡眠の計測は大人の場合、1日2回までで合計で8時間30分までが反映されます。
8時間30分以上寝たとしてもそれを超える部分は計算されません。
アプリ内課金に注意
アプリ内課金要素としては、プレミアムパスとダイヤがあります。
プレミアムパスを購入すると睡眠計測時に出現するポケモンの種類が増えるなどの特典が受けられます。
ダイヤは120ダイヤ：120円から5200ダイヤ：4,800円までの5段階で購入することができます。
ダイヤは、ポケコインやお香などのアイテムを購入したり、ポケモンを進化させる時に必要な睡眠ポイントを補うことができたりします。
ポケモンGO Plus+で7回分の睡眠データを保存
スマートフォンでポケモンスリープを使うには電源ケーブルをつないで一晩中充電状態にする必要があります。
スマートフォンのバッテリーの劣化が気になるという方もおられるのではないでしょうか。
ポケモンGO Plus+はベッドの上で安定するように平らな形をしています。
スマートフォンの代わりにポケモンGO Plus+を使うことで7回分の睡眠を計測てデータを保存できます。
スマートフォンが心配な方やベッドに持ち込むのが嫌な方にはおすすめです。
ポケモンスリープどうやって測定 まとめ
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今回は「ポケモンスリープどうやって測定してる？睡眠計測方法や注意点を解説」というテーマでお届けしました。
ポケモンスリープはスマートフォンにインストールして枕元において眠るだけです。
それだけで睡眠データが取れるということなので、どうやって測定しているのか不思議に思いましたが、スマートフォンの加速度センサーを使っている。
ということがわかってちょっと安心できましたか？
ポケモンスリープが計測するのは基本的に睡眠時間と規則性の2つでしたね。
実際には睡眠の質よりもたっぷり寝ることと不規則な生活をしないことが健康には最も良いということも教えてもらいました。
ポケモンスリープはどうやって測定しているのか理解していただけましたでしょうか？
ポケモンスリープで健康になりましょう。
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